インディ・ジャパン・ザ・ファイナル練習走行1回目

 インディカーがツインリンクもてぎのロードコースを走る。……実は、インディカーは重く、そしてもともとがオーバル用に作られたマシンのため、FNより3〜5秒遅いんじゃないかと心配だったのです。根拠は理論的なものではなく、FNとLMPとF3とALMSのデータなどからなんとなく予想したもの。

 ……んだけど、最初にマシンが通過タイムなんてどうでもいいことが、わかった。ロードのパッケージのマシン、イイ(・∀・)! ものすごく迫力あってカッコいい。

 最初は90度コーナー内側で見てました。ブレーキはFNよりちょい深いくらいで、ターンインから加速に、そんなに差は感じられなかったかな? けっこうブルデーがガンガン突っ込んでいて、迫力がありましたよ。

 しばらくしてS字に移動。途中、丘の上から前半セクションを眺めてみると、シケインがかなりもったりと重く、苦しそう。ターン1からターン3までは、やっぱりオーバーテイクが厳しいかもしれない。できるかも? と思っていたけれど、やっぱりコース幅が……ね。できるとしたら2〜3−4のブロッキング判定が厳しい場合でしょうか。ただターン3−4の通過速度はあまり速く無さそうなので、あるいは? とも期待。

 さてS字に到着。……ん? 踏んでない……どうしたんだろ? と思うほど、2個目が遅い。やっぱこのマシン、切り返しがニガテだ。ターン1つだとそれほど失速しないけど、右に左にっていうのが苦しそうだなぁ。

 武藤選手とタグのマシンはフラフラになりながら立ち上がる感じ。で、そんななか、オリベイラ選手のスムーズに車速を維持する走りが光っていましたよ。佐藤選手は安定していましたが、すごくいいわけでも無さそう。ペンスキーは攻め込めている感じ。ガナッシは普通?

 で、最後は130Rでのんびり。

観戦ポイントは、レース全体ならオーバルターン1上段と、グランドスタンドから降りる階段(笑)。オーバーテイクなら90度。近くで見るならS字の斜面といったところ。ターン1上段はピットもある程度見えるのでオススメポイントかも? そのかわりコースから遠いので、迫力はあまりないかな。

といった印象。で、タイムを眺めると武藤選手10番手!? えーあんなフラフラだったのに!? オーバーステア目で向きを変えて直線的に立ち上がるのがタイムアップのカギとコメントを聞きましたが、あるいはそれでリアが軽かったのかな? 決勝はけっこう厳しそう。かといってリア安定させたら遅くなるかもしれないし……。難しいところですね。残りのプラクティスでどうセッティングを進めるか、観に行けないのがとっても残念。
それから、オリベイラ選手スゲー٩(꒪∀꒪)۶
ちなみに予選ラップタイムは予想より1秒以上速そうな気が。38秒台かな〜? レッドのコンパウンドによってはもっと?!?

 というわけでロードのインディカー、とってもいいですよ!


IndyJapanFinal

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