SuperGTとDTM

 第7戦オートポリスは雨量とタイヤ、そしてその耐久性でめまぐるしく順位が変わる面白いレースでしたね!

 スーパーGTといえば、DTMとの規定統一(というか歩み寄り)が注目だと思うのですが、どうなるんでしょう?

 今年のDTMは規定変更で、かなりSGTっぽい形状になってきました。そしてBMWの参戦で、昨年より盛り上がっているようです。とはいえレース自体はどうかなぁ? そんなに変化したかな? 個人的にはSGTのほうが動きがあると思うんですよね。たぶんクラスが2つ同時に走っていることで、若干障害物競走的なニュアンスが入ったり、2名で走らなければならない点が、ドラマを演出しているのかもしれません。確か規定的にはDTMのほうが厳しかったように思います。

 統一規則が決まると、カテゴリ全体での台数が増えるので、相互乗り入れというよりは将来的にLeMansのGTの上のクラスになれるいいなと思うんですよね。そうはいっても24時間走れるクルマと、最長1000kmを走るクルマでは作り方が根本的に違いそうなのが難しいところか。
 今回の規定統一の動きは、FIA主導ではなくじわじわ歩み寄っているのがいいですよね。

 統一して何がしたいか。それが伝わってくるといいですね。

 あと、個人的にGTが鈴鹿で1分50秒を切ってくると、恐ろしく速い気がするのですが気のせいかなぁ? GT300も、かつての500くらいのペースで走っているので、たまに思い出したように驚きます(笑)。